目に見えるものと見えないもの
計数は事業活動に欠かせない羅針盤です。計数を顧みない経営は「夜空を目視で飛行機を操縦するような危険行為だ」と、商業界創立者の倉本長治は言っています。 「中小企業実態基本調査」は、中小企業全般に共通する財務情 …
計数は事業活動に欠かせない羅針盤です。計数を顧みない経営は「夜空を目視で飛行機を操縦するような危険行為だ」と、商業界創立者の倉本長治は言っています。 「中小企業実態基本調査」は、中小企業全般に共通する財務情 …
商業界ゼミナール草創期の名講演家であり、商業界創業者・倉本長治を支えた新保民八。講演中に檄して聴衆に椅子を振り上げたという逸話もあるほど、その熱く激しい講演は全国の商業者の熱狂的な支持を得て、戦後の商業近代化運動の精神的 …
直心の交わり――若い店主から返ってきた言葉は、私の想定を超えるものでした。「じきしんのまじわり」とは、茶聖と言われた商人、千利休が遺した茶の湯の神髄を表すものです。 その店「1 ROOM COFFEE 」は …
2月如月は、私にとっては商業界ゼミナールの月でした。今日はその始まりと、再びの始まりについて書いてみます。 商業界ゼミナールは単に儲けの技術を教えるセミナーではありませんでした。その本質は商いの愛と真実を学 …
拝復。 「大きくなったらできません!」なんて言うなら、何の為にそうしたのか。今、ひとつの店が個人商店のごとくでなければと出直し中。 いいタイミングで著書を手にとりました。さいちさんの納豆おはぎには驚きました。しかし、何と …
愛情、おもいやり、まごころ、誠実さ……。世の中で価値を認められているものの中には、金銭で買えないものがあります。金銭で買えないものだから、それに値段をつけることはできません。したがって、それを売る店もありません。 &nb …
得とは誰にとってのものでしょうか。 第一に、お客様自身の自分だけにとって得かどうかです。 第二に、お客様が大切にする相手にとっても得かどうかです。 第三は、お客様も大切な人も含む社会全体にとって得かどうかで …
お客様は商人の上の存在でもなければ、下に見る存在でもありません。お客様は神様でも、攻略すべきターゲットでもありません。価格でおだてれば乗ってくると単純に考えてよい存在でもありません。 安いから買うのだという …
あるときレストランで、ピカソは居合わせた一人の女性客に絵を頼まれました。ナプキンに30秒ほどすらすらと描くと、1万ドルを請求したそうです。「描くのに30秒もかかっていないのに⁉」と驚く女性客に、ピカソは「いや、30年と3 …
ビジネスにおける情報武装の必要性が言われ、久しくなりました。IT技術の発達がその流れを加速させています。CRM(Customer Relationship Management 顧客関係管理)を活用した顧客データの分析に …