「今年の漢字」を考える
漢字能力検定協会が募集し、師走に京都・清水寺で発表される「今年の漢字」。今年の発表までもう少し待たなければなりませんが、これまでにこんな漢字が選ばれてきました。東日本大震災が起こった2011年以降の漢字を同協会の発表から …
漢字能力検定協会が募集し、師走に京都・清水寺で発表される「今年の漢字」。今年の発表までもう少し待たなければなりませんが、これまでにこんな漢字が選ばれてきました。東日本大震災が起こった2011年以降の漢字を同協会の発表から …
冒頭の写真は、かつて東京都港区麻布台二丁目、飯倉交差点角にあった商業界会館の主幹室に飾られていた額。商業界創立者の倉本長治が晩年に筆を執った場所であり、額に収められた揮毫は長治によるものです。 そこに書かれ …
善とされることの大半は 金儲けと縁が遠い ただ正しい商売のみが 真善美と一致する 私がかつて編集をあずかっていた月刊誌「商業界」。創刊は1948年、戦後わずか3年という混乱の時代に、一人の男の情熱と、それに …
◆今日のお悩み 他部署への異動が決まりましたが、仕事を引き継ぐ後輩が不安そうです。残された期間でどのようなアドバイスをすべきでしょうか。 生前に売れた絵はたった一枚という画家がいました。後にポスト印象派を代 …
商売のやりがいはどこにあるのでしょうか。それは売り買いのたびに、お互いに心あたたまる商売をするところにあります。 かつて、ある一枚のチラシがまかれたときの話です。あるまちの老舗呉服屋の跡取りであり、まだ学生 …
一人だけで幸せになれるものではありません。本当の幸せとは、関わる人たちを幸せにしようと努め続ける先に得られるごほうびのようなものです。 関わる人たちとは、あなたの商いを通じて縁を結ぶお客様であり、お客様の満 …
ゆりかごから墓場まで(from the cradle to the grave)とは、第二次世界大戦後、置けるイギリスの労働党が打ち出した社会福祉政策のスローガン。これが日本を含めた各国の社会福祉政策の指針となりましたが …
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が「私の座右の銘はこれ以外ない」と明言する一文がある。店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる――とは、「昭和の石田梅岩」と言われた経営指導者、倉本長治のものである …
今どきホームページもないなんて、期待しないほうがいいかな……。 そんな思い込みをみごとに覆される体験をしました。長野県須坂市での講演で、商工会議所のご厚情により、一泊の宿を世話してもらったときのことです。 …