「天職」という言葉があります。天から授かった神聖な職業であり、自身の天性と一致する職業のことです。英語ではcallingといい、神のお召しなった使命を語源とします。
あなたは、今の職業を「天職です」と胸を張って言えますか。「このままキャリアを積んでいいのだろうか?」と不安に思うことはありませんか。組織心理学で著名なエドガー・H・シャイン博士は、理想のキャリア像を明らかにする3つの問いを提唱しています。
1.自分は何が得意なのか
2.自分は何をやりたいのか
3.どのようなことをしている自分に意味や価値を感じるか
そもそもキャリアとは仕事の結果を指す言葉ではなく、働くことに関わる「継続的なプロセス(過程)」と、働くことにまつわる「生き方」そのものを指しています。だから「キャリアを積む」とは、仕事を通じて身につけていく技術・知識・経験に加えて、人間性を磨いていくこと、さらには自分自身の生き方を磨いていくことにほかなりません。
今日を善く生きましょう。振り返ったとき、感謝するできごとにあふれる一日を過ごしましょう。その積み重ねが、あなたに天職をもたらし、あなたの生き方を磨いてくれます。
【行動指針】
今日善くならないなら
明日に善くなることが
どうしてできるだろうか
さあ今日を善く生きよう