商店街とニーバーとケネディ
コロナ禍が残した傷が癒えず、さらに先の見えない物価高に、全国の多くの商店街が苦しんでいます。商店主の高齢化が進み、これを機に事業を畳む店も少なくありません。 商店街から一つひとつと店が消えていく中、私たちは …
商店街
お客様のためにとことん考える
「特にうちは電器店ですので、立ち位置を完全に見失っていました。量販店に行けば商品は何でもそろっている。欲しい商品がわかっているなら、ネットで買うほうが便利で安い。私たちの店、もう要らないのではないの? 本当にそう思ってい …
戸越銀座ものがたり
テレビ局や新聞社、広告代理店や映画制作会社などから毎日のように問い合わせが入り、取材や撮影の相談が後を絶たない商店街があります。 「以前は知名度もなければ、何もない商店街でした」と振り返るのは、戸越銀座商店 …
帰ってきたキューピットガールズ
「いまや私の知恵袋です」と語るのは、東京・墨田区の「下町人情キラキラ橘商店街」事務局長の大和和道さん。40年間にわたり肌着屋を営んできた彼が商店街の事務局長に転身してから10年あまり。バブル期には137を数えた店数が62 …
まちゼミとは何か？
「人は、自らが教えるときに最もよく学ぶ」 愛知・岡崎で始まり、いまや全国440地域、およそ3万事業者が実践している「得する街のゼミナール」（通称：まちゼミ）を取材するたびに思い起こすのが、経営学の碩学、ドラ …
一意専心、一点集中、一店逸品
「一店逸品運動」とは、店がお客様に自信をもってお奨めできる商品、すなわち「逸品」を扱うことで個店、そして商店街など地域商業の活性化を図ろうという活性化策。じっくりと検討し、異業種の商人仲間の中でもまれ、磨かれたのちに生ま …
滅びない商店街のつくりかた
「商店街は2030年代まで、生き残ることができるのか」 本書の著者、魚町商店街振興組合理事長の梯輝元さんは「商店街の存在意義を見つめ直す」という項でこう切り出し、その答えとして「私は、商店街と紙の新聞の社会 …
街の灯りふたたび
テレビや新聞などマスコミから毎日のように問い合わせが入り、取材や撮影の依頼が後を絶たない商店街があります。しかし、以前からそうであったわけではありません。 「知名度もなければ、何もない商店街でした」と振り返 …
先進性ある街と人
「正しいことをやるのに、理由はいりません」と即答したのは、魚町商店街振興組合理事長の梯（かけはし）輝元さん。「なぜ取り組んだのか？」と質問すると、穏やかに答えてくれました。 江戸時代から続く魚河岸を起源とす …
まちは商人が育てる
まちは生きた人間がそれぞれの思いを抱きながら、日々を暮らすところです。その人たちが、もっと、よりよく暮らして行けるような環境をどうすればつくりだし、維持していけるかを考えること、それが商人の本来の使命です。 …