失敗を恐れない
知人から教えられ、手にとったのが日経ビジネス臨時増刊号「徹底予測2025」。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんのインタビュー記事が掲載されていました。タイトル「大企業にはなりたくない」は、柳井さんの次の言葉から …
知人から教えられ、手にとったのが日経ビジネス臨時増刊号「徹底予測2025」。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんのインタビュー記事が掲載されていました。タイトル「大企業にはなりたくない」は、柳井さんの次の言葉から …
「天職」という言葉があります。天から授かった神聖な職業であり、自身の天性と一致する職業のことです。英語ではcallingといい、神のお召しなった使命を語源とします。 あなたは、今の職業を「天職です」と胸を張 …
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が「私の座右の銘はこれ以外ない」と明言する一文がある。店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる――とは、「昭和の石田梅岩」と言われた経営指導者、倉本長治のものである …
「いい本書いたねえ」と電話越しにお褒めくださったのは、仙台秋保の名店「主婦の店さいち」の佐藤啓二さん。昨年秋のことでした。初めて取材でご縁をいただいてから15年あまり。前著『売れる人がやっているたった四つの法則』にご登場 …
「世の中のために、君の店は存在したほうがよいのか、なくてもかまわぬかを考えよう。なくても誰も困らぬような店なら、存在の意義はない。意義ある商売をしようではないか」 拙著『店は客のためにあり店員とともに栄え店 …
本当のプロとは、親切、愛嬌、礼儀、感じがよいことだけではありません。自身の専門領域を完全に知っている人を言います。正確で豊富な商品の知識と技術こそ、お客様と店をつなぐ虹の掛け橋です。 たとえ小さな店であって …
「人手が足りない」という言い方をしたことはありませんか。経営者の中には、本来は事業の大切な協力者である従業員を「人手」と呼び、生きた道具くらいにしか思っていない人がいるものです。 従業員を道具として扱い、コ …
「安ければよいという議論はないのである。廉売主義にも合理性がなければならぬ。商売が大衆に支持されるのは、売値の安いということばかりではないのである」 拙著『店は客のためにあり店員とともに栄え店主とともに滅び …
昭和26年(1951年)。拙著『店は客のためにあり店員とともに栄え店主とともに滅びる』の主人公、倉本長治とってこの年は人生のターニングポイントでした。いわれのない公職追放がようやく解除となり、盟友たちが倉本のためにつくっ …
私には、尊敬する二人の雑誌出版人がいます。 一人は、雑誌を通じて商人を愛し、育むことに生涯を掛けた人、「商業界」創刊者、倉本長治。もう一人は、雑誌を通じて市井の人たちの暮らしを豊かにすることに努めた「暮しの手帖」創刊者、 …