旅のつばくろ
JR東日本の新幹線社内誌「トランヴェール」は、北へ向かう新幹線に乗ると必ず目を通す一冊。ノンフィクション作家、沢木耕太郎さんの連載コラム「旅のつばくろ」はいつも何かしらの気づきを与えてくれます。第72回「記憶のかけら」も …
JR東日本の新幹線社内誌「トランヴェール」は、北へ向かう新幹線に乗ると必ず目を通す一冊。ノンフィクション作家、沢木耕太郎さんの連載コラム「旅のつばくろ」はいつも何かしらの気づきを与えてくれます。第72回「記憶のかけら」も …
「人類は悪夢を乗り越えようとしているようだ。そして、ただ一つの願望、野望、悲痛な願いを抱いているようだ。それは、悪夢が終わり、危機が発生する以前の世界に戻ることだ。私は、そうした無分別な態度に怒りを覚える」 …
店は客のためにある――商業界創立者、倉本長治が唱えた一言は、いまも多くの商業者の理念として継承されていますが、「客のため」とは何を指すのでしょうか。あらためてそんなことを考えさせてくれる一冊があります。 ス …
夢のある人には希望がある 希望のある人には目標がある 目標のある人には計画がある 計画のある人には行動がある 行動のある人には実績がある 実績のある人には反省がある 反省のある人には進歩がある 進歩のある人には夢がある …
その人やその物に感じられる気高さや上品さ、これを「品格」と言います。 品格ある人がいるように、店にも「品格」のある店があります。そして品格ある「店」には、必ず「品格」ある人がいます。「美しく誇り高く生きるた …
「15年かけて僕は実にいろいろなものを放り出してきた。まるでエンジンの故障した飛行機が重量を減らすために荷物を放り出し、座席を放り出し、そして最後にはあわれなスチュワードを放り出すように……」 「完璧な文章 …
「おじいちゃん」 「うん?」 「なんで 八でも十でもなくて 用九なの?」 「八だとちょっと足りないし 十だと多いからね」 「でも お店にはモノがいっぱいあるよ 用十にすればよかったのに」 「何事もほどほどがちょうどいいも …
商業界創立者であり「昭和の石田梅岩」と呼ばれた経営指導者、倉本長治がこの世を去ったのは1982年1月29日、享年82歳のときでした。それから間もなく40年。倉本が創刊した「商業界」も休刊となり、はや2年。 …
金沢を訪れる日の前、久しぶりに開いた116ページに及ぶ、偉大な商人の追悼文集「創造と挑戦の人生」。北陸三県のソウルフードとして愛される笹寿しをつくりだした石川県金沢市の「芝寿し」創業者、梶谷忠司さんのものです。 &nbs …
惚れ惚れする男がいて、一人ひとりが輝くチームがあります。標高1000メートル、八ヶ岳の北斜面、長野県佐久穂町で有機野菜を栽培する萩原紀行さんと、萩原さんご夫妻から始まった「のらくら農場」のメンバーです。 & …