繁盛の果実の芯
〈一人一人のお客ために誠実であり、 親切であるということは、 樹々がその枝の一本一本に 美しい花を咲かせるようなものである。 いずれは実が、その花の跡に成熟し、 その繁昌の果実の芯には必ず 儲けという種子が含まれている。 …
〈一人一人のお客ために誠実であり、 親切であるということは、 樹々がその枝の一本一本に 美しい花を咲かせるようなものである。 いずれは実が、その花の跡に成熟し、 その繁昌の果実の芯には必ず 儲けという種子が含まれている。 …
「客の心を心とせよ」という言葉は、ある商人の新しいチャレンジに際して、商業界創立者の倉本長治が贈ったものとして知られています。お客様の心に自分の心を重ねることの大切さを説いています。 お客様と友だちとなる、 …
外洋へと港を漕ぎ出しても、陸が見えているかぎり、自分がどこにいるかわかります。しかし、周りに海しか見えなくなれば、そうもいきません。そんなとき頼りになるのが常に変わらぬ位置で真北を示す北極星です。 あなたの …
お読みの人の中には、商売で財を成した人もきっといるでしょう。しかし、人生がなんとなくむなしいと感じる朝はないでしょうか? 深夜に目覚めて、何か敗北感にとらわれたような感じはしませんか? それはあなたが善いことをしたいと考 …
「本当の商人には文化性があるべきだと思う」と語った商業界創立者、倉本長治は、商売を金儲けの方便とは見ていませんでした。生活や文化を豊かな楽しいものとするために行う聖なる営みと説いていました。 お客様に、楽し …
「お許し下さい」 こんなお詫びの言葉から始まるチラシがあります。1960年夏、衣料品店として日本で初めてセルフサービスを導入した「ハトヤ」のものです。 わずか13坪で、当時において年商3億円という繁盛ぶりの …
石川県金沢市の「芝寿し」は、持ち帰り寿司・弁当の製造販売を行う地元きっての名店。1958年創業以来、地域の生活者の信頼を得ながら北陸三県でのれんを育ててきました。 代表商品は、2枚の笹で押し寿司を包んだ「笹 …
バイブルにも 論語にも 商売のやり方は書いてない だが 商売人に 一番大切な本が そのバイブルと 論語なのだ 商いのあり方を探求し、多くの書物にあたり、現場に足を運び、多くを語り、多くの著作を遺した男がたど …
こまかい秋雨が落ち葉を濡らし、急に涼しくなった日の日没前。自宅に戻ると、郵便受けに一葉の絵はがきが入っていました。送り主は、長く仕事をご一緒させていただいているコンサルタントの方でした。絵はがきの絵は、「暮しの手帖」初代 …
ある冬の思い出です。 久しぶりに帰った実家の近く、普段はあまり通らない道を散歩していると、その店に出会いました。あたたかいコーヒーでも飲んで体をあたためようと、あまり期待もせずに入りました。 …