外洋へと港を漕ぎ出しても、陸が見えているかぎり、自分がどこにいるかわかります。しかし、周りに海しか見えなくなれば、そうもいきません。そんなとき頼りになるのが常に変わらぬ位置で真北を示す北極星です。
あなたの商いには、進むべき方向を示す北極星はありますか。それさえあれば、どんな小さい小舟でも迷うことはありません。そんなとき、空を見上げるように確認してほしいのが次の表です。
たとえば注目対象を「自分・競合他店・業界動向」に置くのか。逆に、「顧客・取引先・社会」に置くのかによって、あなたの行動は変わります。このように立ち位置は、商いのありように大きな違いを生み出します。
右側の商いでありたいところですが、軸がぶれるのが人の常。だからこそ学び、行い、軸を確認しましょう。自分の立ち位置を見つめなおし、どこに向かおうとしているのかを知るべきなのです。
【今日の商う言葉】
正しいと信じた道を
一途に貫き通そう
人気取りの商策など
取るに足らないことだ