共に同じ方向を見つめて
「愛とはお互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」とは、『星の王子さま』『夜間飛行』『人間の土地』で知られるフランスの作家、サン=テグジュペリの言葉。それを思い出す出来事がありました。   […]
「愛とはお互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」とは、『星の王子さま』『夜間飛行』『人間の土地』で知られるフランスの作家、サン=テグジュペリの言葉。それを思い出す出来事がありました。   […]
「いい本書いたねえ」と電話越しにお褒めくださったのは、仙台秋保の名店「主婦の店さいち」の佐藤啓二さん。昨年秋のことでした。初めて取材でご縁をいただいてから15年あまり。前著『売れる人がやっているたった四つの法則』にご登場
杜の都、仙台の奥座敷と言われる秋保温泉。人口4000人人という小さな町、秋保町にある80坪の小さなスーパーマーケット「主婦の店さいち」には、9時開店の前から多くのお客様が並んでいます。駐車場には、地元はもちろん他県ナンバ
この店の2階売り場に上がる階段は急である。多くの店の場合、空中階は地上階よりも来店客数は少なく、行き届かない売り場が増える。しかし、この店、そこには上がる価値ある商品が揃えられている。 たとえば、日本人の1
ここは売場の陳列台の前。目の前に段ボールに入ったキャベツがあるとします。あなたはそれを取り出して陳列台に積んでいく。そして値札をつける。これで売場ができるはずもないし、仕事にやりがいを感じられるはずもない。
茶の間の呼び名がリビングへと変わったように、茶葉を急須で淹れていた日本茶がペットボトル飲料として飲まれるようになって久しくなります。総務省「家計調査」によると、茶飲料の一世帯当たり支出金額がリーフ茶を上回ったのは2007
商業を数字だけでそのすべてを解明し、優劣までつけようとするようになったのは、なぜでしょうか。どれだけ店数が多くなり、売上げが伸び、配当も大きく、経営体質が良いとされ、世間に知られるようになっても、なお、お客様の評判がいま
個性・人柄を重んじる「個」の時代を迎えています。これまでには見たこともない未来の花が繚乱と咲き誇るでしょう。どの花も大地からたっぷりと栄養を吸い上げて育って咲くのです。大地には無限の力があります。 商人にと
1937年、後の「六花亭」店主、小田豊四郎は、体調不良の叔父から「帯広千秋庵」の経営を引き継ぎました。当時、帯広は人口が3万8000人余、戸数にすると6500戸ぐらいの小さなまち。それでいて豆やビートといった原材料に恵ま
父親の事業失敗、これが北海道を代表する菓子の名店「六花亭」創業者、小田豊四郎が菓子屋になるきっかけでした。薬学を志していた進学の道をあきらめ、叔母が嫁いだ札幌千秋庵に修業に入ったのは17歳の春のことです。豊四郎の自伝『一