62歳、感謝を次へ
今日、62歳になりました。多くの方々からメッセージをいただき、本当にありがとうございます。人とのつながりこそ、62年間で得られた財産だと強く思います。長くお会いできていない方々もいるし、不義理したままの方々もいるのに、こ […]
今日、62歳になりました。多くの方々からメッセージをいただき、本当にありがとうございます。人とのつながりこそ、62年間で得られた財産だと強く思います。長くお会いできていない方々もいるし、不義理したままの方々もいるのに、こ […]
朝夕の風に涼しさが混じり、稲穂が黄金色に染まり始める9月。暑さを耐え抜いた季節が、ようやく落ち着きを取り戻します。 自然が実りを迎えるように、商いにも“収穫の季節”があります。ただし、実りは自然にやってくる
「抹茶にミルクを入れても、お客様が喜ぶならいいじゃないか。どんな飲み方だっていい」 名古屋・熱田で1916年に創業した日本茶専門店「妙香園」。四代目の田中良知社長が、ある先輩経営者から言われた言葉でした。
「商売屋はな、家風呂に入ってるようじゃダメだ。銭湯へ行って、周りの近所の人と裸の付き合いをしなきゃ、商売屋じゃないぞ」 岐阜県大垣市で1919年から続く「おおはし薬局」三代目の大橋則雄社長が、父から教わった
「店長を呼んでください」 スーパーで購入した弁当を開けると、ご飯の中から小さな異物が見つかった。驚いた客はレシートを持って店を訪れ、「交換か返金をお願いしたいのですが」と静かに申し出た。怒鳴ってもいない。威
蝉の声が響き、照りつける太陽が街を白く染める8月。行楽・お盆・帰省――人の流れが活発になるこの季節、商人にとっては「動くこと」が善とされる時期です。 けれど、本当に必要なのは“立ち止まる勇気”だということを
「大根は、これくらいでお願いします」 お客様が指で五センチほどの幅を示すと、スタッフが包丁を入れます。隣では、持参したガラス瓶にナッツを移す人がいます。棚には米、豆、パスタ、調味料が大きな容器に収まり、野菜
閉店後の店内で親子が向かい合っていました。売場の灯りは落とされ、レジの締めも終わっています。けれども、その日の仕事はまだ終わっていませんでした。 「なぜ言ったとおりにやらないんだ」 「言われたとおりにしてい
店に入った瞬間、何となく居心地のよい店があります。まだ何も買っていないのに、迎えられている感じがする。反対に、商品はきれいに並んでいるのに、なぜか早く出たくなる店もあります。店内の明るさや音楽、陳列の違いもあるでしょう。
陽ざしが強まり、蝉の声が街を満たす7月。気温だけでなく、人の気持ちまで熱くなりやすい季節です。こんな時期こそ、商人に求められるのは「涼しい心」です。見た目の涼しさだけでなく、言葉づかい、立ち居振る舞い、対応の“さっぱり感