価格改定とお菓子の心
「とてもじゃないが、まったく追いつきませんよ」と語るのは、先ごろ価格改定をしたという、あるベーカリーの店主。しかし、その後もロシアによるウクライナ侵攻の長期化、30年ぶりの記録的な円安により物価高騰が止まりません。彼は再 …
「とてもじゃないが、まったく追いつきませんよ」と語るのは、先ごろ価格改定をしたという、あるベーカリーの店主。しかし、その後もロシアによるウクライナ侵攻の長期化、30年ぶりの記録的な円安により物価高騰が止まりません。彼は再 …
拝復。 「大きくなったらできません!」なんて言うなら、何の為にそうしたのか。今、ひとつの店が個人商店のごとくでなければと出直し中。 いいタイミングで著書を手にとりました。さいちさんの納豆おはぎには驚きました。しかし、何と …
商いの業は美しいものである―—。そう謳った男がいました。商業界草創期の指導者、岡田徹。彼の思想は『岡田徹詩集』という一冊にまとめられ、今も多くの商業者に愛読されています。そこに「今日の仕事は」という一篇があります。 &n …
お会いしたことはありませんが、私はこの先達の熱い体温をいつも感じることができます。言葉の力とは偉大なものです。 「生きる」と題された彼の一編の詩。記されたのは1958年、日本の商業が拡大と成長の坂を上りはじ …
お会いしたことはありませんが、言葉の力とは偉大なもので、私はこの先達の熱い体温をいつも感じることができます。「生きる」と題された彼の一編の詩を読むとき、それは叶います。 記されたのは1958年、日本の商業が …
お会いしたことはありませんが、言葉の力とは偉大なもので、私はこの先達の熱い体温をいつも感じることができます。「生きる」と題された彼の一編の詩。記されたのは1958年、日本の商業が坂の上の雲をつかもうと、明日をより良くしよ …
「商いの業は美しいものである」 こう高らかに謳いあげたのは、商業界創立者、倉本長治の盟友、岡田徹です。彼が遺した『岡田徹詩集』は、何かを考えごとをするとき、何か思いを固めるとき、私がときおり読み返す書物の一 …
商いの業は美しいものである――こう高らかに謳った男がいました。商売は人間の存立にとって欠かせない役割を持つ天職であることに誇りを持てと謳いました。 岡田徹——商業界創立者、倉本長治の盟友であり、戦前戦後の商 …
「ペルソナ」という言葉はご存知だと思います。ラテン語で、もともとは古典劇において役者が用いた仮面のことでした。 それがマーケティング用語に使われ始め、商品開発の際に設定する架空の人格を表わすようになります。 …
「消費者」という言葉に、抵抗感を覚えます。それは、お客様を「(商品を)費やして消す者」と捉えることへの違和感からきています。ですから、消費者の代わりに「生活者」と表現することを心がけています。なぜなら、私たちが向き合って …