頼むのではなく憑む
6月6日、大阪・西天満の浄信寺で執り行われた西端春枝さんの七回忌法要に参列しました。およそ200名の縁の人々が集い、本堂には厳かな読経の声が満ちていました。西端さんが旅立たれてから、もう六年が過ぎました。事務所の机に飾ら […]
6月6日、大阪・西天満の浄信寺で執り行われた西端春枝さんの七回忌法要に参列しました。およそ200名の縁の人々が集い、本堂には厳かな読経の声が満ちていました。西端さんが旅立たれてから、もう六年が過ぎました。事務所の机に飾ら […]
朝、駅へ向かう途中であたたかいコーヒーを買う。昼どきにはおにぎりとサラダを選ぶ。夕方には公共料金を支払い、夜遅くには明日の朝食を買って帰る。雨の日には傘を、出張先では歯ブラシを、疲れた夜には弁当を買う。私たちはいつの間に
魚が売れない――そう言われるようになって、ずいぶん時間がたちました。 水産庁によれば、日本の食用魚介類の1人1年当たり消費量は、2001年度の40.2kgをピークに減少し、2023年度には21.4kgまで落
2020年春、大きな転機にいた私に、気さくに声をかけてくださったのが瀬尾正忠さんでした。 セオサイクル本店のほど近くにある事務所。質素なその空間で、何度も向かい合って話をさせていただきました。瀬尾さんは時間
朝の陸前高田--。店の扉を開けると、焙煎したての豆の香りが、まだ冷たい空気に溶けていきます。湯を注ぐと、ふわりと立ち上る香り。その一杯はただのコーヒーではありません。酒かすで発酵させた「純米酒粕発酵珈琲」は、陸前高田市の
小さな店にとって、PRはどこか遠い世界の話に聞こえがちです。人手も時間も資金も足りない。まして専門知識など持ち合わせていない――そう感じている商人は、けっして少なくないでしょう。しかし、本書『片手間PR術』が教えてくれる
宇都宮のオリオン通り商店街の一角にある小さな紅茶専門店。まだ店が開く前、シャッターの隙間からあたたかいオレンジ色の光が外へこぼれていました。店内では、根本泰昌さんがゆっくりとポットに湯を注いでいます。静かな店内に、湿った
花を一輪手に取ると、心がふっと軽くなる瞬間があります。そこには、花そのものの美しさだけでなく、その背景にある人の営みや志が静かに息づいているからでしょう。 栃木県鹿沼市に本店を構える「いわい生花」。ここには
店に入った瞬間、ふっと心がやわらぐ──。そう感じる店に出会ったことがありますか。広島県福山市の「ナチュラルマーケットIKO」は、まさにそんな店です。棚に並ぶ食品の一つひとつが、生産者の想いをまとい、手書きのPOPは小さな
組織が大きくなるほど、人は安定を望むようになります。「もう十分ではないか」「このままでいいだろう」。そんな言葉が職場に増えると、挑戦する意欲は少しずつ薄れていきます。しかし、社会の変化は待ってくれません。安定を守りながら