舟を編む
昨年BSで放送されると大きく話題を集め、ギャラクシー賞入賞をはじめ、高い評価を受けたテレビドラマ「舟を編む」がNHK総合で再放送されています。原作は2011年刊行、三浦しをん著『舟を編む』。本書は、出版社の辞書編集部に勤 …
昨年BSで放送されると大きく話題を集め、ギャラクシー賞入賞をはじめ、高い評価を受けたテレビドラマ「舟を編む」がNHK総合で再放送されています。原作は2011年刊行、三浦しをん著『舟を編む』。本書は、出版社の辞書編集部に勤 …
商売とは、単なるモノやサービスの売買ではなく、「人」と「人」との関係性によって成り立つ営みです。そこには言葉にならない心のやりとりや、目に見えない気づかいが潜んでいます。そんな「人間業」としての商業の本質を、深く見つめ直 …
商いの世界に生きる私たちにとって、組織を預かる立場となったとき、もっとも難しく、もっとも大切な仕事とは何でしょうか。それは「任せる」という技術です。岡本文宏さんの新著『リーダーの任せる技術』(あさ出版)は、この普遍にして …
昨日は「アンゾフの成長戦略」についてご紹介しました。アンゾフが提唱した成長マトリクスにおける「多角化戦略」は、企業が新たな市場に対して新たな製品やサービスを投入する戦略であり、最もリスクの高い成長戦略とされています。しか …
休日のポストに届いたのは日本商業学会の碩学、石原武政先生の新著『小売業近代化の胎動』。日本における小売業の近代化は1904年、三越の「デパートメント宣言」に始まる百貨店が主導したというのが定説ですが、それに対して石原先生 …
先日、連載コラムを書かせてもらっているビジネス誌の編集担当者に、ご長男が生まれたことを知り、お祝いに3冊の絵本を贈りました。いずれも生後3年間のマイルストーンになるような歴史的名著。これらを足掛かりにたくさんの絵本を読ん …
「15年かけて僕は実にいろいろなものを放り出してきた。まるでエンジンの故障した飛行機が重量を減らすために荷物を放り出し、座席を放り出し、そして最後にはあわれなスチュワードを放り出すように……」 「完璧な文章 …
「顧客や取引先などからのクレーム・言動のうち社会通念上不相当なものであり、その手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの」と定義されるカスタマーハラスメント。東京都で4月からカスハラ防止条例が施行されるなど、企業も …
谷川俊太郎さんがお亡くなりになってから2カ月が過ぎた1月中旬、久しぶりに本を手にとりました。『幸せについて』という一冊です。 谷川さんは1952年刊行の『二十億光年の孤独』以来、詩、絵本、童話、翻訳などさま …
親しい人の死に直面するといつも、きちんと感謝を伝えていただろうかと思います。「感謝する心は、人間社会のなかで心穏やかに生きる最高の発明品」とは、精神科医・随筆家の故・斎藤茂太先生の言葉。このように、感謝はたくさんの効果を …