ゆりかごから墓場まで(from the cradle to the grave)とは、第二次世界大戦後、置けるイギリスの労働党が打ち出した社会福祉政策のスローガン。これが日本を含めた各国の社会福祉政策の指針となりましたが、膨大な財政支出をもたらし、今日の深刻な財政圧迫の要因となっています。
ゆりかごから墓場の墓石まで買える店があります。インターネット通販の巨人、Amazonです。
同社の特徴はいくつかありますが、その最たるものの一つが自社物流網。日本国内に300超の物流拠点を持ち、総荷物量は年間13億個と言われています。自社輸送網を構築し、販売から宅配までの一貫したコントール体制があるからこそ同社は、3億5000万超と言われる“地球上で最も豊富な品揃え”を実現たらしめています。
先ごろ、米アマゾン・ドット・コムは、韓国の現代自動車と戦略提携すると発表しました。米国のインターネット通販サイトで2024年に現代自動車の新車販売を始めるとのこと。「電気自動車(EV)メーカーが先行した車のオンライン販売が、消費者になじみの深いAmazonを通じて広がる可能性がある」と日本経済新聞は予測しています。
Amazonのロゴの意味をご存じでしょうか。矢印が「a」から「z」に伸びており、Amazonには「A」から「Z」、つまりすべての商品が揃っていることを意味していると同時に「顧客の満足を表す笑顔」が表現されているわけです。
なに、同じことをする必要はありません。あなたはあなたのめざす商売をすればいい。そこに「店は客のためにある」という芯があるかぎり、大丈夫です。