笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

四つの眼を持つことを心がけています。

 

一つめは、鳥の眼。ものごとを俯瞰して見られる視野の広さです。二つめは、虫の眼。ものごとを掘り下げて細かく見られる視野の深さです。三つめは、魚の眼。ものごとの時流を大局的に見られる視野の長さです。そして四つめは、コウモリの眼。発想を変えてものごとを逆の立場で見られる視野の切り替えです。

 

 

では、どうすれば、こうした視点を持てるでしょうか。遠い場所のできごとと日常の風景を掛け合わせて考えてみるのも、四つの眼力を養う上で大切です。

 

たとえば、ウクライナ×商店街。何の関係もないと決めつける前に、そこに関係性を見いだせれば、何かができるはずです。神奈川県川崎市中原区にあるモトスミ・ブレーメン通り商店街の伊藤博理事長は何かができる、何かをやるべきと考えた商人でした。

 

 

同商店街のポイントカード「ブレカ」を使い、1ポイントから寄付できる。集まった「ブレカポイント」は同商店街が1ポイントを1円に換金し、大使館を通じてウクライナ政府に寄付。募金は正午から午後5時まで商店街のインフォメーションコーナーで受け付けています。

 

損得よりも善悪を考え、行動を起こす。このとき必要なのが、他者をおもいやる心であり、その対象を見つめる四つの眼なのです。

 

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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