過去と繋がり 未来をつくる
一切の有情は みなもって 世々生々(せせしょうじょう)の 父母兄弟(ぶもけいてい)なり これは鎌倉期の宗教家、親鸞の教えをまとめた『歎異抄』の一節です。生まれ変わり死に変わりして経験する世(世々生々)におい …
一切の有情は みなもって 世々生々(せせしょうじょう)の 父母兄弟(ぶもけいてい)なり これは鎌倉期の宗教家、親鸞の教えをまとめた『歎異抄』の一節です。生まれ変わり死に変わりして経験する世(世々生々)におい …
カプセルホテルに泊まったこと、ありますか? ある知人の依頼で、日本のカプセルホテルの動向について調べる機会がありました。日本発祥の宿泊形態で、大阪が発祥。1979年、著名建築家の黒川紀章がデザインしたものが …
おかげさまで57回目の誕生日を迎えました。ここまで大病なく、多少の無理のきく体に生み育ててくれた両親に感謝します。 57歳最初の読書は、岡本太郎さんの『強く生きる言葉』。言うまでも、太陽の塔を …
どこにでもあるモノだけを売るなら、もっとも安く買いたいと願うのは必然です。そうすれば当然のことながら、安く売るしくみと持つ店が有利です。 そのためにこれまで、売場から人を減らし、仕入れ量を増やすために店をこ …
商業界草創期の社友、岡田徹は名文家としても知られました。彼が、ある団体のために記した文章があります。書かれたのは1955年。戦後10年、経済、政治、社会が大きく動き、誰もが進むべき道を模索している時代です。 …
〈楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。〉 拙著『売れる …
久しぶりに自宅で過ごす休日。庭先の落ち葉を掃くと、そのまま近くの公園まで散歩しました。青い芝生がまぶしく光る広場にはこの季節、いつもなら鉄骨の櫓が建てられ、その周りをぐるりと囲むように屋台が祭りの準備に忙しくしているはず …
「この店には未来がない」とは、辞表を突き付けた従業員の捨て台詞。 「この店、何屋かわからない」とは、店を出ていこうとするお客様のひと言。 そんなことが続き、途方に暮れていたある日、彼いわく「割烹着を着た神様 …
「品揃えのヒントはすべてお客様の中にありました」 こう語るのは、広島県庄原市の書店「ウィー東城店」の店主、佐藤友則さん。同店は書籍・雑誌以外にも、文具、雑貨、化粧品、加工食品、ミュージックCD、タバコ、カフ …