利他は己の為
「パンデミックという深刻な危機に直面した今こそ、他者のために生きるという人間の本質に立ち返らねばならない」 こう述べるのは、ヨーロッパを代表する知性であり、フランスの経済学者・哲学者のジャック・アタリ氏。フ […]
「パンデミックという深刻な危機に直面した今こそ、他者のために生きるという人間の本質に立ち返らねばならない」 こう述べるのは、ヨーロッパを代表する知性であり、フランスの経済学者・哲学者のジャック・アタリ氏。フ […]
お会いしたことはありませんが、言葉の力とは偉大なもので、私はこの先達の熱い体温をいつも感じることができます。「生きる」と題された彼の一編の詩。記されたのは1958年、日本の商業が坂の上の雲をつかもうと、明日をより良くしよ
「経営理念って何でしょうか?」と、ある商人から問われたことがあります。今日はそのことについて改めて考えてみました。 「事業の目的は顧客の創造である」と、経営学の碩学、ピーター・ドラッカーは言いました。すなわ
国の白書によると、個人事業主の廃業率は創業1年で37.7%、3年で62.4%。10年では88.4%と、10年後の朝を迎えられるのは1割のみなのです。会社を設立した場合でも、10年後まで生き残れる企業は36%にとどまってい
金銭上の損得にばかりこだわるのが商人の本分ではありません。それは、売り買いのたびに勤労の喜びをお互いにあたたかく感じられる営みにあります。幸福を感じられる商品を専門知識や長年の経験で提供するために存在する者が商人です。
「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、安くて良い品を追求してきた無印良品。商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要な形でつくることにあります。そのために、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包
バイブルにも 論語にも 商売のやり方は書いてない だが 商売人に 一番大切な本が そのバイブルと 論語なのだ 商いのあり方を探求し、多くの書物にあたり、現場に足を運び、多くを語り、多くの著作を遺した男がたど
人はみな楽しく幸せに生きたいと願う その願いを満たすために 君よ 商いの道を歩もう それを誠実に歩もう ときに悲しみに打ちひしがれ ときに厳しさにたじろぐことはあっても いつも勇気を失わず 信じる日に向かって挑戦しよう
私の敬愛する商業経営思想家、倉本長治は「昭和の石田梅岩」と呼ばれた男でした。江戸時代、士農工商という当時の身分制度下にあって、梅岩は商いの道を説きました。その意義とあるべき理念を唱えた梅岩は後世の職業倫理に大きな影響をも
正しきに よりて滅びる 店あらば 滅びてもよし 断じて滅びず 商業界の草創期の指導者であり、広告宣伝の第一人者だった新保民八の遺した言葉です。「いやいや、正しくても潰れる店はある」と言う人がい