けっして来街者でにぎわう商店街ではありません。どちらかというと、道路拡幅工事とともに店数は減り、商店よりもそれ以外が目立つようになっているかもしれません。
それでも、そこには地域に暮らす生活者に暮らしの喜びを届けようとする商人がいます。なにか困りごとがあると、損得よりも善悪を優先する商人がいます。
写真は地元の商店街の飾りつけ。季節ごとに商店街の方々で花を整え、観る者の心をやさしく、おだやかにしています。
残る一つひとつの店には、その店ならではの商品やサービスがあり、若き後継者が商いに取り組んでいます。そんなお店があるから暮らしはうるおいます。だから大切にしたい。
店は客のためにある。
そこにはいろいろな多様性があります。だから、いろんな店に価値があります。私たちも、それを大切にするこころを持ちたいものです。あなたにも、それができるし、それをやりたいはずです。