笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

人生100年時代、いえ120年という説も聞かれるこの頃、二つの“きょう”が大切という話です。

「笹井くん、なあ、年を重ねたとき、いきいきと生きていくために大切なことが二つあるんだ」というO先生は、御歳70歳と少し。ご自身が創業したコンサルティングファームを後身に譲り、しかも大病をされたばかりとは思えない笑顔で教えてくれました。

 

「それはな、、、きょういくときょうようだ」

そう聞いたとき、私が思い浮かべたのは「教育と教養」でした。ほとんどの人がそう思うはずです。

「いや、そうではないんだ(笑)」

「教育と教養、、、」と言いかける私を笑いながら制して、O先生は言いました。

「今日行くところと、今日の用事だよ(笑)」

 

O先生は長らくコンサルタントとして多くの経営者と向き合い指導にあたってこられ、今も講演活動をされています。その先生がおっしゃる言葉だからこそ、その後の耳を離れませんでした。

「笹井くんな、人は自分が人の役に立っていると実感できるとき、その人はいくつになっても現役だ。しかし、そうでなくなったとき、人はいくら若くても生きていることが空しくなる。どっちが楽しい人生かは言うまでもないだろ?」
O先生は続けます。
「だから若いころから、その準備が必要なんだよ」

 

きょうようときょういく――あなたのそれは何でしょうか? そのためには教養と教育も欠かせません。

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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