笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

お客様はいつも淋しい

愛とは命の支えであり、他者をおもいやる心の在り方です。真実とは実践されることのすべての正しさです。利潤とは商いに誠実を尽くす経営の技術です。この三位一体から生まれる穢れなき正当な報酬を誇り高く手にしましょう。

 

本当の商売とは、次の三つの要件を言います。自分のやっていることが真実に徹しているかどうか? 世の中の人に公平であり、親切であり、友愛を持っているかどうか? お客様、従業員、取引先、そして自分にも等しく利益をもたらしているかどうか?

 

「お客はいつも淋しい」と、商業界草創期の指導者の一人、新保民八は言いました。だから、あたたかさで店を満たすのです。ほのぼのとした故郷のようなぬくもりでお客様の心をあたたかく包みましょう。そうすれば、店は「お客様」という名で呼ばれるすべての人の心の癒しの場となります。

 

買物という行為を、満足だけで終わらせずに歓喜の場にしていくことが商人の務めです。あなたは、これまで少しでも愛に生きる経営を実践してきたでしょうか? 店を大きくしたり利潤を増やたりすることよりも、大切なことが商いの中にあります。利潤はそれを優先して初めて正しく生まれてくるのです。

 

【今日の商う言葉】
本当の商売とは
愛と真実と
結果としての利益
それら三位一体で成り立つ

この記事をシェアする
いいね
ツイート
メール
笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新刊案内

購入はこちらから

好評既刊

売れる人がやっているたった4つの繁盛の法則 「ありがとう」があふれる20の店の実践

購入はこちらから

Social Media

人気の記事

都道府県

カテゴリー