道は一刻一刻
私の敬愛する商業経営思想家、倉本長治は「昭和の石田梅岩」と呼ばれた男でした。江戸時代、士農工商という当時の身分制度下にあって、梅岩は商いの道を説きました。その意義とあるべき理念を唱えた梅岩は後世の職業倫理に大きな影響をも […]
私の敬愛する商業経営思想家、倉本長治は「昭和の石田梅岩」と呼ばれた男でした。江戸時代、士農工商という当時の身分制度下にあって、梅岩は商いの道を説きました。その意義とあるべき理念を唱えた梅岩は後世の職業倫理に大きな影響をも […]
商人にとっていちばんの幸福は、良い従業員に恵まれることです。ところが、多くの商人が「従業員の質が下がった」と嘆いています。私はこれまで数多くの店や企業を取材してきましたが、良い店には必ず良い従業員が集います。逆もまたしか
ピラミッド型5層で表された「マズローの欲求5段階説」は有名です。生命維持の「生理的欲求」から始まり、身の安全を守る「安全欲求」、集団に属したいという「所属と愛の欲求」、他者から認められたいという「承認の欲求」へと続き、こ
商人の幸福とは何でしょうか。商人は商売を通じて、世の中の人に喜び、安らかさ、あたたかみ、なごやかさ、豊かさなどを生み出すことができる存在です。だから、単にお金が儲かったとか、商品が多く売れたとか、お客様が多かったというだ
「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」と言ったのは、日米通算28年間のプロ野球人生で4367安打という世界記録を樹立したイチロー選手。同じく日本プロ野球の名選手にして名監督の野村克也も「
本当の商売はとは何でしょうか? それは一品売るごとにお客様の喜びや満足が長く続く特質を持っています。しかし、金儲けにはこのような喜びや満足を相手に与えることはありません。そこに商売と金儲けの大きな違いがあります。さて、あ
「商売とは、売って喜び、買って喜ぶようにすべきである。そこに喜びがなければ商売とは言えない」。江戸後期の農政家、思想家、二宮尊徳の言葉として知られています。 このとき「売って喜ぶ」とは何を意味するのでしょう
一人ひとりのお客様に誠実であり、親切であるということは、樹々がその枝の一本一本に美しい花を咲かせるようなものです。いずれは花の跡に繁盛という実が成熟し、その果実の芯には必ず儲けという種が含まれています。そして、その種から
他店より高く売るには勇気が必要です。競合店より良い品を扱うためには努力がいります。競合店と同じ商品を安く売っても経営が成り立つには、相当の自信が必要です。無理して安値で売るのは見せかけの安売りにすぎず、本物の商売ではあり
「人手が足りない」という言い方をしたことはありませんか? 経営者の中には、本来は事業の大切な協力者である従業員を「人手」と呼び、生きた道具くらいにしか思っていない人がいるものです。「賃金を払っているのだから、どう呼ぼうと