考えてご覧ください
心から一人の人を
喜ばせることが
どんなに難しいことでしょうか
ところがあなたは
一人ひとりのお客様に
その喜びの商いを
毎日繰り返しています
何という幸福
何という栄光
ああ、商人とは
こんなにも嬉しいものです
食べるために
商売をしないでください
食べるのが目的で
生きないでください
商売するために儲けましょう
しかし、忘れてはいけません
何のために生きるのかを
何のために商売をするのかを
店は客のためにある
店員とともに栄え
店主とともに滅びる
この三行に込められた思いです