笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

多く売ろうと努めるより
一人でも多くのお客様に
満足してもらえるように
努めるのが真実の販売だ

 

テレビなどのメディアを通して“見えない相手”に商品の価値を伝えた商人がいます。ジャパネットたかた創業者の髙田明さん、肥筑方言訛りの甲高い語り口が耳に残ります。取材時に彼がゆっくりとした口調で語った商いに大切なことをシェアしましょう。

 

 

「自分の言葉で語ってお客様につながった瞬間、価値観は共有され、お客様は購入しようとします。相手の心に言葉が届き、心に響いたとき、人は行動を起こします。ショッピングも同じです」

 

「人の心を動かせるのは、相手のことを考え、それが相手に伝わったときだけです。よく商店主から『ものが売れない』という悩みを聞きますが、販売員とお客様とのコミュニケーションがうまくとれて初めて商品は売れるのです」

 

「お客様を感じる心を持ってほしい。お客様が何を求めているのか感じる人間になってほしい。そうした人間力を磨いていかないと、企業も人も支持されません」

 

「伝えることの大切さ”を考え続け、“今を生きる”ことの大切さを学んだ」と高田さん。今を生きていれば、次にやることは必ず見えてきます。できないことはなく、できることを考える——今を生きるとはそういうことです。

 

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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