世の中には金儲けを
恥じる風潮があるが
商売は儲からなければ
お客様を幸せにできない
本当の商売はとは何でしょうか? それは一品売るごとにお客様の喜びや満足が長く続く特質を持っています。しかし、金儲けにはこのような喜びや満足を相手に与えることはありません。そこに商売と金儲けの大きな違いがあります。さて、あなたがやっていることはどちらでしょうか?
本物の商人にとって、儲けとは何でしょうか? それは生活者の感謝のしるしとしての得られる利益にほかなりません。儲かることは、商人として社会に貢献できた証拠であり、誇るべきことです。儲からないとき、努力は足りたか、知識や技術は進歩していたかを振り返りましょう。正しいことをしている者がよりよく酬いられてこそ、社会は健全であり、美しいのです。
利益をどうするのか、そこに人間の本質が顕われます。すべてを自分の取り分ともできるし、世間体を繕う程度の社会貢献もできるでしょう。しかし、あなたの商売が本当に社会のためにあり、あなたが本物の商人なら、商売をより発展させることが理に適う道です。利益は従業員に、取引先に、そして危機への備えと将来への投資にこそ向けられるべきです。そこに喜びを見いだせてこそ、あなたは本物の商人です。
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