笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

世々生々 父母兄弟

どんなお客様のどんな場合に
どんなお役に立てるかを
お客様より深く濃く考える
それが売るということである

 

一切の有情は
みなもって
世々生々(せせしょうじょう)の
父母兄弟(ぶもけいてい)なり

 

これは鎌倉期の宗教家、親鸞の教えをまとめた『歎異抄』の一節。生まれ変わり、死に変わりして経験する世(世々生々)において触れ合う人は、前世においては近しい人(父母兄弟)かもしれないという意味と理解しています。つまり、日々向き合うお客様はまさに父母兄弟なのかもしれません。

 

そんな一期一会を大切にすること、それこそ「店は客のためにある」の思想の根幹です。今日、売場で出会うお客様のことを深く、そして濃く思うこと、それが商いです。どんな思いを持って生き、何に喜び、何に悲しむのか? そんなお客様のどんな場合に、どのようにお役に立てるのか?

 

触れ合うお客様との縁はまさに奇跡。その縁を大切にすることは、過去とつながり、未来を紡ぐ営みです。縁を生かしてこそ、あなたの店に繁盛は訪れます。今日、あなたが出会うお客様は父母兄弟姉妹であることを忘れてはなりません。

 

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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