1
理想を持ちたまえ。
これこそ手ごたえのある
立派な仕事だと信じ、
高い希望を掲げよう。
それが自他の善に通じ、
幸福につながるからである。
2
今、わずかな苦労をするならば、
やがて大きな休息と
永遠の喜びを見出すだろう。
3
商売のうち
一番むずかしいことは、
その店の中のどこにも
嘘がないようにすることである
4
他人はみな自分より
まさっていると
考えても害はないが、
誰かを自分より劣っていると
考えることは、
はなはだ有害である
5
商人の価値は、儲けではなく、
商売を通じて、
どれほど社会貢献を行ったかで
定まる。
6
商売は今日のものではない。
永遠のもの、未来のものと
考えていい。
人は今日よりも良き未来に
生きねばならない。
7
人間の営みの根本に愛情を置け。
商売の根本にも愛の観念を置くとき、
嘘のない、お客に親切な、
信頼される商店が生まれる。
8
慎重で誠意ある仕事、
節度ある努力、
愛情ある行為が
経営の三大条件である。
9
成功して店主にも
失敗の経験がたくさんある。
だから、失敗続きの店主にも
成功の可能性がある。
10
苦難のうちにも、
自然にほほえみを持つことの
出来る人は、必ず幸福である。