時代が大きく変革しています。商業資本主義から産業資本主義、金融資本主義を経て、次の時代が姿を現わすでしょう。そのおぼろげな姿が見えてくる日まで、しっかりと自分のお客様を守りたいものです。
子どもの数、高齢者の数、思想や主義の違い、個人所得や生活様式の違い、資源の枯渇、技術革新など多くの条件が絡み合う時代を迎えています。これまでのような単一社会、画一社会とは異なる、細妙な消費社会を想定しなければならなくなることは確かです。
人間は一人では生きられない生きものです。それでいて、一人ひとりは微妙に異なり、その異なるからこその組み合わせがあります。生きがいの違いが生まれ、画一、単一の社会には満足することはありません。画一、単一は一歩間違えれば大きな危険をさえはらんでいます。
それを「あきない」はどう捉えるか、大きな期待が持たれる時代です。だからあきないは面白い。さあ、今日も仕事を始めましょう。
【今日の商う言葉】
一人の人間の持つ
個としての尊厳を
自覚すること
それが商いの原点である