幸せになりたいなら
おもいやりを学ぼう
人を幸せにすることが
自らを幸せにする商いの道
商売は儲けるためにするのでしょうか? 儲け仕事をしたいなら、株でも金貸しでもしたほうが気が利いています。毎日朝から晩まで忙しく商売なんかしないほうがいい。
商売は仕入先、卸先のためにするのでしょうか? 自分たちに利益を守るために迎合したり、機嫌をとる必要はありません。彼らとはたった一つの目的のためにのみ、協力しあうべきなのです。
商売は何のためにするのでしょうか? それは幸せになるためです。おもいやりを学び、人を幸せにすることが自らを幸せに導きます。
つまり、商売とはお客様のためにするものです。お客様に心から奉仕することで、お客様から愛されるところに真の商道があります。たった一つの目的とは、このことにほかなりません。
そのためには、力を合わせる仕入れ先、卸先が必要です。そのためには、お客様を大切にしてくれる従業員が必要です。おもいやりとは、そんな彼らと同じ道を歩むために大切なもの。
おもいやりとは、他者のためであり、めぐって自身のためになるもの。その量は多ければ多いほど、その質は高ければ高いほどいいものです。お返しは忘れた頃に訪れるでしょう。