笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」

千鍛万練――戦国から江戸初期の剣豪、宮本武蔵の兵法書「五輪の書」の一文です。

量稽古が己を鍛えるとういことです。

このとき、その量稽古を可能ならしめるものが三つあります。

 

一つは、先達の知恵。

これまでの成果に学び、その真髄を謙虚に学ぶことです。

長い歳月をかけて練られた「型」をひたすらに繰り返しましょう。

どれほどのオリジナリティも「型」の習得から始まります。

 

二つは、仲間との絆。

共に励まし合う仲間は何にも代えがたい宝です。

本当の友とは学び合うときにこそ必要なものです。

正しく生きようと努めるとき、共に歩む同志です。

 

三つは、楽しむこと。

成果が表れるまでには数々の苦労がつきもの。

同じ苦労をする友の存在が苦労を和らげてくれます。

そのとき、歩みを止めない力となるのが楽しむことです。

 

さあ、仲間と共に楽しみましょう。

創意を尊びつつ、先達の良いことに学びましょう。

さあ、友と共に正しく生きましょう。

他者へのおもいやりと自分を偽らない真実を携えましょう。

この記事をシェアする
いいね
ツイート
メール
笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新刊案内

購入はこちらから

好評既刊

売れる人がやっているたった4つの繁盛の法則 「ありがとう」があふれる20の店の実践

購入はこちらから

Social Media

人気の記事

都道府県

カテゴリー