確信のある品
何でも一通り揃えております。 しかし、ロクなものはございません。 ――こういう商売のどこに お客を引く魅力があるのだろうか。 AとBの二種類しかございません。 しかし、そのいずれもが 確信のある品でございます。 ――こう …
何でも一通り揃えております。 しかし、ロクなものはございません。 ――こういう商売のどこに お客を引く魅力があるのだろうか。 AとBの二種類しかございません。 しかし、そのいずれもが 確信のある品でございます。 ――こう …
おやじとおじさん。先日来、妻と折々に話題にするのがこの二つの言葉の違いです。それぞれがどんなニュアンスを含んでいるのかを考えるたびに、日本語の幅と深みを感じさせます。 年齢を考えれば、私もそのどちらか(また …
「ペルソナ」という言葉はご存知だと思います。ラテン語で、もともとは古典劇において役者が用いた仮面のことでした。 それがマーケティング用語に使われ始め、商品開発の際に設定する架空の人格を表わすようになります。 …
「消費者」という言葉に、抵抗感を覚えます。それは、お客様を「(商品を)費やして消す者」と捉えることへの違和感からきています。ですから、消費者の代わりに「生活者」と表現することを心がけています。なぜなら、私たちが向き合って …
大量生産品を郊外大型店舗で廉価販売するビジネスモデルが主流を占める家具業界。いえ、多くのカテゴリーが同じようなものかもしれません。そこには、大量生産、大量流通、大量消費、そして大量廃棄を前提とする人口増加社会の“消費財” …
世の中の人々に公平であり、親切であり、「愛」をもって接しているでしょうか。自分のやっていることが仕入れも製造も販売も「真実」に徹しているでしょうか。お客様にも、従業員にも、取引先にも、地域社会にも、そして自分自身にも「利 …
お気に入りの宝石のように大切に扱う。 生まれたての赤ん坊のように柔らかく接する。 置き方、触り方、持ち方を常に丁寧に。 これが商品を扱う基本です。 仕事に何が足りていないか、何が余分かを考える。 売上よりも …
「店とは、大衆に生活を幸福にするために必要なものを売る神聖な場のことだ。だから、常にきれいで、楽しく、うれしさに満ちていたい。嘘や不信が少しでもあってはいけない。そこにあるものは愛と真実でいっぱいであるのが本当だ」 &n …
「ラブレターと広告の違いは、後者は同時に多数に求愛する必要上、印刷したり放送したりするだけである」と、商業界創立者、倉本長治はその著『店主宝典』で広告の本質について語っています。 広告を含んだ集客販促策が一 …
「安ければよいという議論はないのである。廉売主義にも合理性がなければならぬ。商売が大衆に支持されるのは、売値の安いということばかりではない」 商業界創立者、倉本長治はその著『考える商人』で、安売りが横行する …