1位 柳井正(ファーストリテイリング)/354億ドル(約4兆9700億円)
2位 滝崎武光(キーエンス)/226億ドル(約3兆1700億円)
3位 孫正義(ソフトバンク)/209億ドル(約2兆9400億円)
4位 佐治信忠(サントリーホールディングス)/103億ドル(約1兆4500億円)
5位 高原豪久(ユニ・チャーム)/75億ドル(約1兆530億円)
6位 故伊藤雅俊(セブン&アイ・ホールディングス名誉会長)の息子・娘/47億ドル(約6600億円)
7位 毒島秀行(SANKYO)/41億ドル(約5760億円)
8位 似鳥昭雄(ニトリホールディングス)/40億ドル(約5620億円)
9位 野田順弘(オービック)/39億ドル(約5480億円)
10位 三木正浩(ABCマート)/38億5000万ドル(約5400億円)
経済誌「Forbes」の名物企画「長者番付」の2023年日本版が発表され、トップ10に4人の小売業経営者がランクインしました。
昨年に続き首位を維持したファーストリテイリング会長兼社長の柳井正さんの資産額は、傘下の衣料品チェーン「ユニクロ」の売上高が急増したことを受け、前年比50%増の354億ドル(約4兆9700億円)。前年より118億ドル多く、50人のなかで最も大幅に資産を増やしています。
そのほか小売業経営者の顔ぶれは、6位にセブン&アイ・ホールディングス名誉会長の故伊藤雅俊さんの息子・娘、8位にニトリホールディングス代表取締役会長の似鳥昭雄さん、10位にABCマート創業者の三木正浩さん。4人すべてが創業者という特徴を持ち、伊藤雅俊さん以外はかつてカテゴリーキラーと言われた自社製造小売型専門店チェーンです。セブン-イレブンしても食品の半分以上がプライベートブランドというオリジナリティを持っています。
商業界創立者、倉本長治は「儲け」について次のような言葉を遺しています。
商売で儲けるには
まずはお客様に
得をしていただくことが
一番の近道である
儲けない商売に
誇りを持っても
儲からない商売を
大いに恥じよ
商売の目的は
人の幸せをつくることにある
その一点のためにのみ
商人は儲ける義務を負う
商いは儲けてこそ続けられます。商売は儲からなければ、お客様を幸せにすることはできません。堂々と儲けましょう。ただ、何のために儲けるのかを忘れてはなりません。
【メルマガ「商いの心」のご案内】
ひとに笑顔を
事業に未来を
地域に活力を
週に一度、メールマガジンをお届けしています。
そこには、いろいろなことが書きつけてあります。その中のどれか一つ二つは、すぐ今日あなたの商いに役立つでしょう。もう一つ二つはすぐに役立たないように見えても、やがて心の底深く沈んでいつかあなたの商いを変えるでしょう。
このブログを良かったと感じていただけるなら、メルマガもぜひご覧ください。こちらより登録いただけます。