笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

なぜ商売をするのか

なぜ商売をするのか?

 

なぜ商売をするのかということを考えてことがありますか。それに答える人がもし「金儲けのためだ」というならば、一面では正しい答えではあります。しかし、「金儲けだけ」のために商売が行われるものと考えているならば、それはたいへんな間違いです。

 

では、金儲けは何のためにするのでしょうか。それは人として正しく生活したいためです。ですから、正しい生活ができる程度の金があれば、それで満足してよいはずです。

 

しかし、人間には生来、所有欲をはじめとする種々様々な欲望があります。もっとお金を増やしたいという気になり、それによって商売が行われるのです。

 

だからといって、金儲けばかりのために商売をしたのでは、お客様は相手にしてくれません。なぜなら、お客様は自分にとって便利であり、有利であり、かつ親切な店へ買い物に行くからです。

 

もともと商売は人間生活の必要上生まれたものです。したがって本来、世間のためになる者でなければなりません。それを無視しては商売の本道にもとるわけです。

 

ですから、これを金儲けの手段にするのは否定するものではありません。しかし、金儲けのためばかりに商売をするのは間違いだということがわかるでしょう。

 

もう一度いうと、商売をするのは一つには社会の便益のためであり、一つには自分の利益のためであります。ですから、本当の商売はその両方の利益を一致させるところにあります。

 

さて、あなたに質問です。考える商人になりましょう。

 

1.あなたの店のどこが世の中のためになるのでしょうか。。
2.世の中のためになるにはどういう営業方針をとったらよいでしょうか。

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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