新型コロナウイルス元年となった2020年、幅広い業界・企業が打撃を受けました。
他方、企業倒産はコロナ禍以前を大きく下回る記録的な低水準で推移。
休廃業・解散件数も同様で、官民一体の手厚い経済支援が奏功した結果です。
しかし、コロナ渦はその後も私たち商人を苦しめ続けています。
「もう我慢も限界」という声が至るところから聞こえているのは事実です。
「いったい、いつまで続くのか」と将来に対する不安も広がっています。
しかし、ともう一度私は同じ接続詞をあえて使わせていただきたい。
苦しんでいるのは私たち商人だけではなく、お客様も同じです。
私たちの務めはどんな環境に置かれても、それを受け止め最善を尽くすこと。
生き残る種とは最も強いものではない
最も知的なものでもない
それは変化に最もよく適応したものである
種の形成理論を構築したイギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの言葉です。
たしかに私たちは弱く、知的でもないかもしれません。
けれども変化を受け止め適応することをあきらめないでください。
あなたが何かを成しとげたいのならば、必ず手段を見いだせます。
「何か」とは、お客様と共に働く仲間を守ること。
あなた自身の幸せは、それを成しとげる過程にあります。
【今日の商う言葉】
何かを成したい商人は
必ず手段を見つけ出し
何もしたくない商人は
必ず言い訳をつくりだす