笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ多かりき

 

ある居酒屋に掛けられていた作者直筆の詩の一片。この部分がクローズアップされることが多いのですが、全篇は次のとおりです。

 

風も吹くなり
雲も光るなり
生きてゐる幸福は
波間の鷗のごとく
漂渺とたゞよひ
生きてゐる幸福は
あなたも知ってゐる
私もよく知ってゐる
花のいのちはみじかくて
苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり
雲も光るなり

 

生きていることは、ただそれだけでも苦しくもあります。されど、ただそれだけでも幸せなことです。運命という荒波に翻弄されながらも、吹く風に一息つき、光る雲に明日を夢見ることもできるものです。日々の暮らしの中には、いいこともあれば、よくないこともあるのが浮世の定めです。希望を捨てずに、プラス1%の努力をしましょう。

 

この記事をシェアする
いいね
ツイート
メール
笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

新刊案内

購入はこちらから

好評既刊

売れる人がやっているたった4つの繁盛の法則 「ありがとう」があふれる20の店の実践

購入はこちらから

Social Media

人気の記事

都道府県

カテゴリー