笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

商品を宝石のように大切に扱う。生まれたての赤ん坊のように柔らかく接する。置き方、触り方、持ち方を常に丁寧に保つ。商品を床に直置きするなど、もってのほか。これが商品を扱う基本です。

 

自分たちの仕事に何が足りていないか、できていないかをいつも考える。もちろん、できるようになったことがあれば評価する。売上よりも優先すべきはお客様の心の満足。毎日、新鮮さを失わないようディスプレイに変化をつける。これが仕事の基本です。

 

自分が売りたいものを売るのは下。お客様が欲するものを売るのは中。お客様のためになるものを売るのが上。お客様は何が本当に必要なのか知らないものです。お客様の心に自分の心を重ねる、これが接客の基本です。

 

目的は商品を売ることではなく、お客様に喜んでもらうこと。「この店に行って良かった」とお客様に思ってもらうように尽くす。自分ではなく、自分以外の人がどうして喜んでくれるかをいつも考える。自分の喜びはその先にあるのだから。これが商いの基本です。

 

基本を大切にすれば、危機に際しでも揺らぎません。基本を大切にすれば、激しい変化に対応できます。基本を大切にすれば、その先の未来へと進めます。基本を大切にすれば、自分に自信を持てます。基本の徹底、ここから始め、迷ったらここへ還りましょう。

 

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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