笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

心あっての技術

「テレビコマーシャル」「ラジオ、新聞、雑誌の広告」「テレビ、ラジオ番組」「新聞記事「雑誌、フリーペーパー」「折込チラシ」に対する利用度が一貫して下がり続けていることがあります。それは、商品やサービスを購入する際に利用する情報源。野村総合研究所が3年ごとに行っている「生活者1万人アンケート」2021年版の統計です。

 

 

コロナ禍により生活者の購買スタイルが大きく変化したことを示すデータもあります。「店頭の陳列商品・表示情報」「販売員の意見」はコロナ禍を機に減少に転じました。一方で伸びているのが「ネット上の売れ筋情報」「評価サイトやブログ」です。お客様は店へ足を運ばなくなり、スマホから情報を得ていることを示しています。

 

こうした変化を積極的に受け容れましょう。店の発信力は低下しています。しかし、スマホの情報を発信しているのは人です。あなたが豊富な知識を持つプロフェッショナルとして発信すればいいのです。

 

このとき大切なのは信用にほかなりません。生活者が安心して使い、食べ、着る商品を売る商人が一人の人として信用されないで、本当の商売などできません。そうした信用は、たくさん売ろうという小手先の技術からではなく、大いにお客様に喜んでもらおうとする真心から生まれるのです。

 

【今日の商う言葉】
よく売る秘訣はたくさん
売ろうとする技術にはない
大いにお客様を
喜ばそうとする精神にある

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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