笹井清範OFFICIAL|商い未来研究所

手段か? 言い訳か?

新型コロナウイルス感染症の猛威が続く中、幅広い業界・企業が打撃を受けています。他方、企業倒産はコロナ禍以前を大きく下回る記録的な低水準で推移しています。休廃業・解散件数も同様で、官民一体の手厚い経済支援が奏功した結果です。

 

しかし、コロナ渦はその後も私たち商人を苦しめ続けています。「もう我慢も限界」という声が至るところから聞こえているのは事実です。「いったい、いつまで続くのか」と将来に対する不安も広がっています。

 

しかし、ともう一度私は同じ接続詞をあえて使わせていただきたい。苦しんでいるのは私たち商人だけではなく、お客様も同じです。私たちの務めはどんな環境に置かれても、それを受け止め最善を尽くすこと。

 

生き残る種とは最も強いものではない
最も知的なものでもない
それは変化に最もよく適応したものである

 

これは、種の形成理論を構築したイギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの言葉です。たしかに私たちは弱く、知的でもないかもしれません。

 

けれども、変化を受け止めて適応することをあきらめないでください。あなたが何かを成しとげたいのならば、必ず手段を見いだせます。「何か」とは、お客様と、共に働く仲間を守ること。あなた自身の幸せは、それを成しとげる過程にあります。

 

【今日の商う言葉】
何かを成したい商人は
必ず手段を見つけ出し
何もしたくない商人は
必ず言い訳をつくりだす

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笹井清範

笹井清範

商い未来研究所代表
一般財団法人食料農商交流協会理事

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